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【写真用語集】「ライティング」

目次

あ行

アクセントライト
明るい部分、特にハイライト部にアクセントをおき、被写体を強調するために用いられるライトのことで、スポットライトが多く用いられる。

か行

逆光
逆光線ともいう。
一般に被写体の背面から、カメラに向かって主光線が当たっている場合をいう。

さ行

サイドライト
側面光ともいい、被写体に対して横からの光線で90度真横にすれば明部と暗部が二分され立体感が強調される。
これはメインライトとしても用いられるが多くはサブライトで効果光として使い、被写体にアクセントを付け、より立体的にする。
ハーフシャドーライティングはサイドライトを主光源にしてライティングである。

た行

ディフューズドライト
拡散光のことで直射光を反射させたり散乱させたりして、軟らかい光質にすることをいう。
直射日光を薄いカーテンで拡散したり、ストロボの前にトレーシングペーパーやアートレなどを置いて拡散させる。

な行

日中シンクロ撮影
昼光下で行うストロボの同調撮影で太陽光に併用して補助光として影の部分を照明する方法。
ポートレート撮影で逆光や反逆光の状態、曇天下でのハイライト不足の場合によく用いられる。
しかしストロボの光が強いと夜間撮影のように背景が暗くなり、光が弱いと効果はない。
露出の決定はハイライト部の露出を部分的に測り、それより弱めにあてるとよい。
デーライトシンクロとも呼ばれる。

は行

フィルインライト
フィルインとは詰める、補充するという意味で写真では補助光線のことを意味する。
主光線(メインライト)と組み合わせて、被写体の明暗の調子を自由に調整するための照明。

ま行

メインライト
主光線。
二つ以上の光源を使用する場合に被写体に最も決定的な効果を与える光線で撮影の基本となる光。
日中屋外での撮影では太陽光がメインライトになることが多い。
被写体を照明する方向、位置で名称があり、一般的なライティングでは下記の7つが上げられる。

  1. フロントライト
  2. プレーンライト
  3. サイドライト
  4. レンブラントライト
  5. ラインライト
  6. トップライト
  7. フットライト

ら行

ラインライト
背面光線ともいう。
被写体の真後ろ方向から強いスポット光を当て、被写体の輪郭にそって線状にハイライトを強く出すためのライティング。
被写体輪郭の美しさを強調する撮影手法で人物撮影でよく利用される。
このとき前面が黒くつぶれないよう補助光線を使ったり、強い光線がレンズに入らないように気をつける必要がある。

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