田原桂一が捉えた光と影のオペラ座8年の記録 写真展「OPÉRA de PARIS」

世界で最も有名な歌劇場の一つ、パリ・オペラ座。

その荘厳な建築美、華やかな舞台、そしてそこに集う人々の情熱を、写真家・田原桂一さんが8年もの歳月をかけて写し取った写真展「OPÉRA de PARIS」が開催されます。

光と影が織りなすオペラ座の神秘的な世界を、田原さんのレンズを通して体感できる貴重な機会です。

著:東京都歴史文化財団東京都庭園美術館
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目次

田原桂一写真展「OPÉRA de PARIS」

写真展「OPÉRA de PARIS」では、田原さんが2016年から2023年にかけて撮影した膨大な作品の中から厳選された約30点が展示されます。

オペラ座の建築、舞台裏、公演中の様子、そしてそこに生きる人々の姿を、独自の視点で捉えた作品の数々は、見る者をオペラ座の奥深い世界へと誘います。

田原さんは、光と影を巧みに操ることで知られる写真家です。

オペラ座の荘厳な建築美を際立たせる光、舞台裏に潜むダンサーやスタッフの息遣いを感じさせる光と影、そして舞台上で繰り広げられるドラマを彩る光と影。

それらが織りなすコントラストは、見る者に感動と興奮をもたらします。

本展では、写真集「OPÉRA de PARIS」に収録された作品に加え、未発表作品も展示されます。

中でも注目は、オペラ座の象徴ともいえる大階段を捉えた作品群です。

豪華絢爛な装飾、優美な曲線を描く階段、そしてそこに降り注ぐ光。

田原さんは、これらの要素を巧みに組み合わせることで、見る者を圧倒するような美しさを表現しています。

また、舞台裏を捉えた作品も必見です。

普段は見ることのできない舞台装置や衣装、そして本番前の緊張感漂うダンサーたちの姿。

これらの作品は、オペラ座の舞台を作り上げる人々の情熱と、舞台にかける想いを伝えてくれます。

さらに、本展では田原さんが長年取り組んできた「Light Traces」シリーズの作品も展示されます。

光跡が織りなす幻想的な空間は、オペラ座の華やかさとは対照的な、静謐で神秘的な世界を見せてくれます。

写真展情報

田原桂一写真展「OPÉRA de PARIS」 main
  • 会期: 2024年6月21日(金)~7月28日(日)
  • 会場: ポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階)
  • 開館時間: 11:00〜20:00 (入場は閉館の30分前まで)
  • 休館日: 会期中無休
  • 観覧料:

写真展では、2000部限定で出版された貴重な写真集「OPÉRA de PARIS」の原本も展示されています。

また、写真集を元に制作された映像作品も上映され、田原さんの作品世界をより深く理解することができます。

プロフィール

田原桂一さんは、1947年愛知県生まれの写真家です。

東京綜合写真専門学校卒業後、フリーランスとして活動を開始。

1970年代からヨーロッパを中心に作品を発表し、国際的に高い評価を得ています。

代表作に「窓」「光跡」シリーズなどがあり、光と影をテーマにした作品で知られています。

田原さんの作品は、国内外の美術館に多数収蔵されており、写真集も数多く出版されています。

また、写真展の開催や講演活動など、精力的に活動を続けています。

まとめ

田原桂一写真展「OPÉRA de PARIS」は、光と影の魔術師と呼ばれる写真家が、8年もの歳月をかけて捉えたパリ・オペラ座の美と感動を体験できる貴重な機会です。

ぜひ、この機会に田原さんの作品に触れ、オペラ座の新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか。

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